ブームは、ブームによって消されます。
商売をするときは、ブームに乗ろうとせずにしっかりとした定番商品をつくることが大切です。
ついブームに乗りたくなる。
世の中で商品Aが流行れば、自分たちでも商品Aを扱いたくなります。
しかし、ブームは永遠に続くことはありません。
ブームは、ブームによって消されます。
ブームに乗るのもほどほどにしておかないと、在庫の山だけが残ってしまうかもしれません。
営業の基本は定番品を獲得すること。
僕が営業のときは、毎月の金額が少なくても、定番を狙うことを心掛けていました。
流行りの商材の売込みもしますが、結局それは一発屋的な商売になってしまいます。
どんなに小さな金額でも定番商品が定期的に流れるということは、継続的にお客様との関係性を築けることになります。
さらに、そういった定番商品の利益が商売の基盤になります。
ブームに乗るよりも大切なこと。
マーケティングでも同じです。
EC事業をやっていると、「新しいマーケテング手法に力を入れよう!」みたいなことを言う人がいます。
確かにそういう意識も大切ですが、最先端の手法を取り入れるよりも、お客様の声を聞いてどれだけ真摯に対応するかが一番大切です。
商売には順序があります。
飲食店で言うなら、いくら流行りの料理を作って、お客様が来たくなるチラシを配っても、料理がまずければ意味がありません。
ブームの料理や最新のマーケティングより、何よりも自分たちが作る料理を見直すことが大切ですね。