企業は人なり。
経営に必要なものは、人、モノ、カネ、情報と言われます。
その中の「人」について考えました。
人材育成で会社の強さがわかる。
経営に必要な人、モノ(商品やサービス)、カネ(資金)、情報ですが、一番大切なのは”人”です。
なぜなら、人が商品を生み出すし、お金も作りだすし、生きた情報を集めるからです。
だから、会社は”人材育成”に力を入れます。
この”人材育成”のやり方や考え方で、その会社の将来性や強さが見えるものです。
外部より内部でやった方が二度おいしい。
人材育成というと、多くの会社は「外部のセミナーに参加させよう」「プロ講師にお願いしよう」と考えます。
そして、その内容についてレポートを出させたり、内容を発表させたりすることで「はい、おしまい」というところもあります。
しかし、それだけでは自分たちの考えているような人は育ちません。
もちろん教育をアウトソーシングすることがダメと言っている訳ではありません。
人材育成を考えるならば、せっかくなら自分たちでやってみたらいかがでしょう。
その方が一度で二度おいしいので、これを外部に任せるのはもったいないんです。
自分たちでやることで、自分たちが一番学べます。
仕事の価値観や進め方、工夫など、普段何となくやっていることを体系的に自分の言葉でまとめ、人に伝えることは何よりも業務改善につながるからです。
結局は、自分たちが本気で考えているか。
さらに、”人材育成”を自分たちでやるということは、”人材育成”を本気で考えることと言えます。
教える自分たちが本気でなければ、相手には伝わりません。
中途半端に「とりあえず人材育成しとくか」で、教育なんてできないですから。
そして、その本気で考えた工夫や知恵が蓄積されます。
自分たちで人材育成について本気で考えているかが大切です。
本気で考えていない姿勢は社員に伝わります。
「人が育たない」「若手が辞めてしまう」と嘆く前に、自分たちが本気で人材育成を考えていますか?