人は、思い込みを持っています。
今日は【エレファントシンドローム】のお話です。
エレファントシンドロームとは。
みなさまもこの類の話を聞いたことがあると思います。
ゾウを調教するときに使う手法を、人が心に線を引く心理的トラップに例えたお話です。
子供のゾウに大きな木の杭につないでおくと、最初はもがいて逃げようとチャレンジします。しかし、何度もチャレンジしても結局逃げられないことに気がつき諦めます。そして、大きくなっても逃げられないと思い込んでいるので、小さな杭につなぐだけでゾウは逃げようともしません。本当は簡単に杭は抜けるのに。
そう、これって単なる【思い込み】ですよね。
逆上がりができたのは22歳のとき。
僕は、小さい頃正真正銘のデブでした(笑)
幼稚園でスキップができませんでしたし、小学生になっても逆上がりなんてもってのほか、鉄棒で自分の体重を支えられないくらいのデブで運動音痴でした(汗)。
デブながらも野球や柔道をやったことで多少動けるデブになり、大学でスカッシュを始めて体重が落ちて、多少走れるデブになりました。体重はMAXの105kgから30kg減り、それなりに”運動ができる人”に見られていました。
しかし、過去は正真正銘のデブです。
小さい頃の「逆上がりはものすごく難しいもの」という思い込みを持っていたので、「多少動けるようにはなったけど、逆上がりはできない。」と考えていました。
そして時は経ち、22歳の冬、生まれて初めて逆上がりができました。
思い込みの鎖のはずし方。
エレファントシンドロームの話を聞くと、「確かにそうだよね。」と感じると思います。
では、その思い込みをどうやって外すのか?
まずは、それができている人を見ることです。
初めて逆上がりができたときは、今の嫁が楽しそうに楽勝で逆上がりをするのを見て、(無理やりやらされて)やってみたらできたという流れでした。
「どうせできないよ」という思い込みをはずすには、できている人を見て、「あれ、オレにもできるかも」と感じて、ちょっとやってみて、失敗して、またできる人を見て、マネして、やってみて、マネして、、、そんなことを繰り返すことが大切です。
以上、エレファントシンドロームのお話でした。