「目標は大事だ!」というのは、誰もが知っています。
「良い目標ってどんな目標??」を考えてみました。
良い目標とは?
先日、息子の小学校で1/2成人式がありました。
このイベントでは一人ずつ舞台に立って、目標や感謝の言葉を大きな声で発表します。
みんな「プロサッカー選手」「お医者さん」「宇宙飛行士」などの大きな夢を持ち、それを発表している姿にとても感動します。
ここで「大きい目標を持つことは良いことだよなあ」と思いつつ、「はて、良い目標って何だろう?」と考えてしまいました。
目標はとても大事ですが、その目標が良いか悪いかは、誰がどうやって決めればいいのでしょうか?
新人の頃に新規開拓をしていたときの目標。
社会人一年目で目標としていたのは、「新規開拓で1億円の売上をつくる!」でした。
その目標は先輩や上司から見たら「おお、素晴らしいことを言うやつだ」と評価されます。
しかし、目標は、他の人からみて素晴らしいかどうかで評価するものではありません。
「新規開拓1億円」と「友達100人計画」の目標の価値。
では、どんな目標が良い目標なのでしょうか。
ここで「新規開拓で1億円の売上をつくる!」の裏に作っていた自分自身の目標にヒントがあります。
僕は対外的に「新規開拓1億円!」と言うわけですが、自分の中には「かわいい受付の女の子100人と仲良くなる!」という邪な目標があった訳です(笑)。
他の人から見たら、当然「新規開拓1億円!」の方が良いでしょう。
しかし、実際に「よし!やるぞ!!」と自分の感情が高ぶって行動したのは「かわいい受付の女の子100人と仲良くなる!」というなんとも情けない目標です。
ここで目標の内容の良し悪しは置いておいて、ひとつわかることがあります。
目標は【他人に評価されるより、どれだけ自分の行動を促したか】で評価するべきです。
「新規開拓1億円!」と目標を掲げて目標に満足して何も行動しないより、「受付の女の子100人と友達になる!」と目標を掲げて一歩目を踏み出して、結果的に売上を作れた方がいいわけです。
いくら素晴らしい目標を掲げても、何の行動もしたくならなければ意味がありません。
目標とは、【自分の行動を起こしたくなるスイッチ】な訳です。