世の中には、”カジハラ”という言葉があるそうです。
(参照 旭化成ホームズのサイト)
個人的には、働きながら家事をこなす嫁のものすごく大変な状況を目の当たりにしているので、家事は分担するのは当たり前だと考えています。それなのに、手伝った家事に対してダメ出しされて大の男がスネるというのはいかがなものかと思いますが。。。
それはさて置き、先週末に自分の未熟さを痛感した出来事から仕事にも通じる部分を学んだのでシェアします。
井の頭公園は家族連れには、最高です。
先週末、家族で井の頭公園に行きました。
家族でお出かけすることで、ナイスなパパを前面に打ち出して、さり気なく嫁にアピール。
井の頭公園定番の昭和な感じのボートや象のはな子さん、モルモット触れ合い、大道芸などなどイベント目白押しでイケイケです。
そう、とても調子がよかったんです、最寄り駅に付くまでは。
想定外のグダグダさ。
スケジュールでは、最寄り駅の近くのスーパーで買い物して、夕方前には家に到着し、一息ついて晩御飯の予定。
しかし、予想外に娘が疲れてしまって、最寄り駅についた瞬間にグダグダになりました。
それに加えて、花粉と日差しで調子を崩してツラそうな嫁。。。
・・・買い物どころではなくなりました。
この間にいろいろと嫁からの圧があった訳ですが、そこで僕は自分のバグに気がつきます。
この状況で僕は「公園でエンジョイして子ども達は大満足、ここからの買い物や晩御飯の領域は嫁の担当で、オレはオレの役割を全うした」と考えてしまった訳です。
自分の領域は、最後までプロデュースすること。
ここでの学びは、役割の領域は自分で決めずに、最後の最後までしっかりとプロデュースしようということです。
つまり「グダグダになる状況を想定しておく」「公園から帰るまでではなく、家に帰ってからの諸々、そして子ども達が寝かしつけ、嫁が眠りに落ちるまでが自分の役割だ」と考えるべきです。
今回の件で例あれば、子ども達の体力を考慮したスケジュールやタイムマネジメント、トラブルを想定した対処策を用意しておく。
つまりは「公園に行ってワイワイして家に帰るまでが遠足ではなく、家に帰ってからも遠足です。」ということです。
仕事も同じ。
自分はここまでやったのだから、あとは知らないというスタンスはどうかと思います。
責任を持つというのは、自分が何が何でも最後までやりきる姿勢です。
自分の担当のところだけなんて言うのはもってのほか、ちょっと他の領域を手伝ったくらいで満足してはいけません。
その仕事を最後までキッチリこなすことが、その人の成長を促します。