人生には決まった答えはありません。
夫婦や子育ての形にも決まった答えはありません。
夫婦喧嘩は犬も喰わないシリーズです。
思い通りにいくことなんてない。
朝の忙しい時間、子どもが言うことを聞かないとき、イラッとしますよね。
家に帰ったときに嫁の機嫌が悪いと、ついイラッとしてしまうお父さんも多いのではないでしょうか。
人は、自分の思い通りにいかないとイライラすることが多いです。
しかし、考えてみれば思い通りにいくことなんて少ないはずです。
だから工夫をする。
イラッとすると、つい余計な一言を言ったり、態度に表してしまいます。
「早くやんなさい!」「どうなっても知らないからね!」
そういう言動をすると、さらに自分の中のイライラ度が増し、相手の方も素直に聞き入れられなくなります。
だからこそ、何でも思い通りにいくことはないということを理解し、思い通りにいかないときにどういう対応をすればいいのかを考えて、実際にやってみることが大切です。
性格ではなく選択。
思い通りにいかなくて、イライラする大人、それをアイデアで良い方向へ変えられる大人、どちらがいいでしょうか?
どちらが良くて、どちらが悪いということはありません。
人間ですから当然イライラするし、言動に出ることもあります。
しかし、そのイライラが常態化してしまうと、ゆとりがなくなり、何かある度にイライラの反応をするようになり、自分が意識しないところでもイライラして、「なんで自分をこんなにイライラさせるんだ!」と他責思考に陥り、結局自分が損をしてしまいます。
逆にゆとりがある人は、とてもカッコイイものです。
性格だから仕方ないというのは簡単ですが、何かあると自動的にイライラする設定になっているのは、実は性格ではなく選択です。
思い通りにいかないのは当たり前なのだから、そんなときにあなたはどうするか?
イライラを前面に出して、相手を思い通りに動かす選択をするか?
それとも、笑顔で何か工夫をして空気を変えようとする選択をするか?
その選択の積み重ねが、夫婦や子育てを形つくっていくのだと思います。
自戒の意味を込めて。