努力には、2種類あります。
ひとつは、結果に結びつく努力。
もうひとつは、結果に結びつかない努力。
さて、リーダーのあなたはみんなの努力をちゃんとリードしていますか?
努力していても。。。
社会人のほとんどは、努力をしています。
そして、それが結果に結びつく人と結びつかない人がいます。
仕事では期限や結果をクリアできなければ、いくら頑張ったところで、その仕事においては意味の無い努力になります。
もちろん、その努力は別の形で他の成果に結びつくことは往々にしてあります。
しかし、頑張っている姿勢が評価される小学生とは違い、プロの世界ではいくら頑張っても結果が出なければ力不足と判断されるだけ。
厳しいようですが、それが現実です。
結果に結びつける積み重ねと組合せ。
昨日、別のセクションの会議に参加させていただきました。
どのセクションも頑張っているのですが、結果が出るところと出ないところがあるのが現実です。
そのセクションは、結果を残している注目のセクションです。
もちろんセクションの事業領域や外部環境の要因もありますが、それはどこも同じです。
会議に出た理由は、その結果を生み出している現場の雰囲気や考え方、言葉使いを体感し、「考えないで、感じるため」でした。
多くの人は結果だけ見て、要因を会議で発表を聞いて「短絡的になるほどロングテール商品を揃えればいいんだ」とか、「挨拶をしっかりすればいいんだ」といったウワベだけを捉えます。
しかし、実はそこは氷山の一角です。
見えない部分で、たくさんの努力や工夫を積み重ね、それを上手に組合せていることを忘れてはいけません。
さらに、みんなの努力を結果に導くようにしているリーダーの環境作りは、とても大切な要因です。
その努力を結果に結びつける努力をするのがリーダー。
みんなの努力を結果に結びつけるように努力するのは、リーダーの仕事です。
営業担当であれば、最低限自分の数字を達成すればいいですが、リーダーはメンバーの努力を数字に結びつけなければいけません。
表面的で短絡的なことをやって、すぐに結果に結びつくことは稀です。
それこそ日々の挨拶であったり、仕事のスピードであったり、施策そのものよりも職場の環境や当たり前のレベルを引き上げるための積み重ねが売上につながっています。
リーダーは、それこそ雨の日も風の日も、様々なことを積み重ね、メンバーや会社の持っている資源を引き出し、それらを組み合わせることが大切ですね。