組織で働く人には、大きな悩みがあります。
「社内スキル=市場スキル」となっているのかどうか??ということ。
組織人の悩み。
組織で働くということは、和を大切にする必要があります。
故に、自分の考えをハッキリ言えなかったり、いろんな力関係を考慮して働く必要があります。
そういった環境にいて不安に思うことがあります。
それは”この組織にいて磨かれるスキルというのは、社内でしか通用しないスキルなのか?”
それとも”市場に出て行っても通じるスキルなのか?”
ということです。
社内スキルは別物?
組織で仕事をしていると、その組織の価値観や考え方が身につきます。
そこで自然に身についたスキルは、その会社での評価に合ったスキルです。
会社の人事考課に合ったスキルと、市場に出て行っても通用するスキルは、別物である場合があります。
だから「あれ?このスキル、本当に使えるの?」と悩む人が多いです。
務めている会社のスキルは、自分が退職するまで存続していて、その間ずっと通用する前提が条件になります。
もし、務めていた会社が無くなったり、いきなり買収されて上司が外国人になったら、そのスキルが使えなくなる可能性も在るわけです。
市場で通用するスキルが必要。
社内スキルが上がると、その会社では出世できるかも知れません。
しかし、そのスキルでは、”自らお金を生み出す力”や”何かを創り出す力”は身につきにくいと思います。
確かに専門知識や業界に詳しくはなりますが、一番大切な挑戦し続けるスキルが薄れていきます。
それは、その人が悪いのではなく、事なかれ主義が蔓延っている組織の文化が問題です。
そして、その文化で求められて身についたスキルは、荒波が荒れ狂う市場では通用しないでしょう。
だからこそ、目の前の社内スキルもいいですが、本当に大切な市場で通用するスキルを意識して、それを学び続ける必要があります。
ということで、組織人にとってのそういう場をつくりました。
詳しくは、またの機会にご紹介します。
◆近況報告◆
今日は、いろんな打合せです。
1日1新:佐野厄除け大師の豆。
今日も一日感謝です。