「平凡を極めると非凡になる。」
ふむふむ、そう言われてみればその通りです。
平凡オブ平凡な僕が、非凡な方々に触れて考えたことです。
平凡も案外大変な時代。
昨日、ランチをご一緒していただいた若柳氏から頂いた言葉です。
今は、何もしないで人生が右肩上がりになるような時代ではありません。
学校を卒業して、企業に就職し、歳を重ねれば役職がつき、それなりの地位になり、給料も上がっていくという図式は、もはや崩壊しています。
僕の世代がイメージしている”平凡”な人生を送れることが、すでに”非凡”になりつつあるかもしれません。
組織の中の解決策は。
組織に属して、毎日が会社と自宅の行き帰りだけになると、それこそ世の中の動きや危機感を感じにくくなります。
僕も一時期、自分の置かれている状況が良いのか悪いのか、自分の目指すべき方向すらわからなくなった時期がありました。
当時の解決の糸口は、「現実を見る」というある種の「諦め」や「我慢」であり、現実から目を逸らす方法でした。
組織の中では比較的前向きな考えがあっても、良いか悪いか事情をよく知っているだけに、能動的に何かを仕掛けて、自分を動かすということはありません。
そして結局は、組織の人間に多い”気分転換”や”ストレス発散”で、だましだまし進んで、状況が好転する希望的観測を持つという、なんとも情けない方法です。
そして、状況が好転する訳もなく、事態はじわじわ悪化していくわけです。
僕がその状況をちょっとだけ変えられたのは、組織の外の世界の非凡な方々との交流です。
組織の外には、心からリスペクトできる(良い意味で)おかしな人がたくさんいます(組織内にもいますが、数少ないです。)
そういう人と一緒の時間を過ごすだけで、自分の中に引っかかっていた何かが明確になり、ちょっとだけ行動してみようと思えて、その行動の積み重ねが考え方に変化をもたらし、少しずつ事態が好転し始めたのです。
平凡を極める。
平凡に生きるということも難しい時代です(平凡は人によって異なりますが。)。
僕は今、能動的に平凡を目指し、能動的に組織にいる選択をしています。
昨日言われた「平凡を極めると非凡になる」という言葉。
さらには「組織のなかでも平凡と非凡(組織の外の世界)のハブになるような存在がいいっすよ。」というご意見。
確かに僕と同じ凡人が「やってみたいけど、できないこと。」「ちょっと興味あるけど、なかなか機会がない。」という平凡の気持ちが痛いほどよくわかる自分なので、その辺りのことをまとめていこうと考えました。
若柳さん、ありがとうございました!
◆近況報告◆
昨日は、仕事の合間に若柳さんとランチ。子育て相談(笑)、人生相談(汗)、いろんなお話をありがとうございました!今日は、いろんな打合せ。
1日1新:カフェブラウナー。
今日も一日感謝です。