新しいフェーズに進むためには、業務改善が必要です。
業務改善にはいろんな問題や混乱が伴い、それを乗り越えなければなりません。
それは、子どもが砂場で作る砂山の如しです。
新しいワークフローを組むと問題が起きる。
今、ワークフローを組み直しています。
こういう場面で必ず出てくる問題は、「ルーチンを変えると問題が起こってお客様に迷惑がかかるから、このままの方が良い。」とい現場担当者の意見です。
もちろん、そういう考えもあります。
しかし突き詰めていくと、多くの場合は「その人が今までの方が楽」だからという理由です。
問題が起きるのは当たり前。
そこで僕が「そうだよね~。今までのやり方の方が良いよね。」と言うわけにはいきません。
あえて既存のフローを壊して、自分達の目指す方向へ最適な組み換えをするのが仕事です。
改善をするということは、「今の状態が良くない」もしくは「今の状態より良い方法がある」ということです。
世の中が変化し進歩しているのに、今のやり方を変えないということは衰退を意味します。
だからこそ、やり方を考えて、変え続けなければいけません。
現場からは、ちょっとでも問題が起きると「ほら見たことか」という意見も出てきます。
しかし、そんなのは当たり前の話です。いちいち気にする必要はありません。
組織を強くする方法は、砂山の如し。
先週、5歳の娘が公園の砂場で山を作っていました。
山を高くするために一生懸命やることは、定期的に山を低くすることです。
砂山は円錐型なので、一時的に高さをあきらめ、低く押し固めて、土台の円を大きくする必要があります。
組織も同じです。
次のステージに行くには、一時的に低くなっても土台を押し固める必要があります。
もちろん問題や混乱は最小限にする必要がありますが、混乱や問題を避けるために何も変えないのはいけません。
問題のない完璧な業務改善などありません。リーダーは、問題が起きて当たり前。むしろ、問題が起きたら「よかった~前に進んでいるな~」と喜ぶべきです。
◆近況報告◆
今日は、朝はサッカー、昼から確定申告セミナー参加です。
今日も一日感謝です。