人は、うまくいった方法をなかなか手放すことができません。
商品戦略でも、そういった事例はよくあります。
そんな事例と嫁の機嫌について考えました。
ドル箱商品にしがみつくと。
よく売れてドル箱(儲かる商品)だった商品A。
しかし、競合他社が安い商品で追随してきた今では、売上が目に見えて減っています。会社としての看板商品で値下げもできないし、、競合他社に対抗して廉価タイプを出せば、粗利が減って自分たちのPLを傷つけていくことになります。
けれど、他社にシェアを奪われるのも困るし。。どうしよう。。といった状況はよくあります。
よく計画的陳腐化すればいいというけれど。
そんなときに「計画的に陳腐化させることが良いよ」と言われますが、実際の現場では売れている商品を自ら否定し、リニューアルすることはとても難しいことです。
今うまくいっている商品をわざわざ否定して、新しい商品を取り入れることをするのはとても勇気がいることです。
なので、シェアを奪われているけど、顧客の価値の変化に目を向けず、中途半端にセールをしたり、営業マンにノルマを与えて売らせて「売れないのは営業の責任だ!」という変な方向へ進むことがあります。
ハーゲンダッツだけでは喜ばない。
こういったケースを見ていると、何とか商品Aを売ろうとして、拡販の施策を打ちことになり、拡販するための「施策」に目がいきます。
しかし、本来は日々小さな「変化」に目を向けて、自分たちのリソースを適合させる必要があります。
これは、商品戦略に限らず、ワークフローや嫁の機嫌取りでも同じです。
今うまくいっているからと言って、それが永遠に続くことはありません。
嫁が喜んでいたからと言っていつもハーゲンダッツばかり買ってきていては、嫁も喜ばなくなります。
嫁の気持ちの変化に対応し、自分の情報を駆使した新しいスイーツを導入し、ハーゲンダッツを陳腐化させて、バイオリズムをコントロールしていく必要がある訳です。
◆近況報告◆
今日は、打合せ、外部MTG。
1日1新:久我山小で副審。
今日も一日感謝です。