#992 仕事では、恵まれない環境こそがスパイスとなる。
昨日、とある機会があり、楽天ショップオブザイヤー(楽天市場に出店しているショップの表彰式)に参加しました。
そこで各ショップのコメントを聞いていて、思ったことです。
恵まれない環境からスタート。
楽天に出店しているほとんどのショップは、金ない、人ない、時間ないという(一見)恵まれない環境からスタートしています。
とりあえず間に合わせのPC1台と電話、倉庫の片隅を利用して出荷という状況からのスタートしています。
そこから、小さな実績を積み重ねて、大きな成果につなげていらっしゃる会社ばかりでした。
恵まれない環境自慢。
いくつかのショップの責任者と話したときに思ったこと。
「ウチは、こんな苦しい状況から始まった。」「ウチなんて、徹夜で出荷してた」という具合で、恵まれない環境を自慢しあいます。(盛っているところもありますが)
その自慢は今でこそおもしろい話になりますが、当時はとても大変なことは容易に想像できます。
この人たちの話を聞いて思ったのは、恵まれない環境があったから、今振り返るとてもエキサイティングなことだと実感できるということです。
恵まれない環境とは、自分たちで変えていかれる環境であり、自分たちで主体的に変えていかれる過程がおもしろいということです。
確率論で考える方がいい。
そうは言っても、そうした恵まれない状況からスタートした会社でも、当然うまくいくところと、沈んでいってしまうところがあります。
楽天市場に出店しているのは、約4万社。昨日は、その中のうまくいったショップだけの話を聞いていました、共通していたのは「確率論で考えられるか?」です。
1つの打ち手で失敗しないように頑張るよりも、うまくいかせる確率が高まるのは打ち手を増やして、やり方や数を増やし、失敗する可能性を減らすことです。
ポートフォリオ的な考えを持って、スピードを速くトライ&エラーをすることが大切ですね。
◆近況報告◆
今日もMTG三昧。
1日1新:高輪プリンスホテル 飛天の間。
今日も一日感謝です。