#991 よく使われる”自転車”を使った例えをまとめてみました。
昨日、5歳の娘がようやく自転車に乗れるようになりました。
家の近くの公園で、娘と二人で大喜び。
いろんな例えに使われる自転車。その例えをまとめてみました。
一漕ぎ目が一番難しい。
自転車は、一漕ぎ目に一番負荷がかかります。
足で踏み込み、バランスを取るのが一番難しいところです。
この一漕ぎ目でバランスをとれてうまく前に進めば、二漕ぎ目、三漕ぎ目はそんなに難しくなく、スイッと乗れるようになります。
だから自転車の練習をするときは、二漕ぎ目、三漕ぎ目までの手助けをして、感覚を身につけさせます。
これは、何でも同じですね。やり始めるときが一番負荷がかかります。
行きたい方向を見る。
自転車に乗る時に子どもが一番つまずくところは、”一漕ぎ目”です。
その”一漕ぎ目”がうまくいかない原因の多くは、”目線”です。
つい漕ぎ出す足を見てしまい、目線が下がり、頭が下がり、バランスが取れないことが原因です。漕ぎ出すときは、自分の進みたい方向を見て、頭を上げることが大切です。
仕事も同じ。
目の前のことばかりを見ていても、うまくいきません。頭を上げて、周りを見ることが大切ですね。
スピードに乗れば倒れない。
自転車は、ある程度のスピードがないとバランスを取るのが難しくて、倒れてしまいます。
怖くてもスピードを出すことが、バランスを安定させる結果になります。
仕事でもゆっくりやるよりも、ある程度のスピード感を持って進めなければ、モチベーションや状況の変化についていけず、バランスがとれません。
やらなきゃできない。
自転車は、いくら本を読んでも乗れるようにはなりません。
乗ってみて、漕いでみて、練習しなければ、いつまでたっても乗れません。
仕事も同じ。本を読むだけでは身につくことはなく、やってみることが大切です。
学ぶ順序がある。
乗れるようになるためには、身につける順序があります。
柔道で受け身から稽古するように、自転車でもブレーキの掛け方、止まり方から習い、そこから実際に漕ぐ練習をします。
いきなり片手運転の練習をするのもいいですが、まずは基本を守ることが大切です。
仕事と同じで、”守破離”ですね。
TPOに合わせる。
自転車には、いろんな種類があります。
子ども用アンパンマン自転車、電動ママチャリ、シティバイク、モトクロスタイプ、トライアスロンタイプなど。さらには、タイヤの種類、ハンドルの形、イスの高さなど。
どれが良くてどれが悪いということはありません。
いつ、どこで、どういう場面で使うか。そこに合う自転車を選ばなければ、その自転車の強みを発揮することはできません。
自分や自社の強みを考えるときと同じですね。
ということで、自転車のメタファーのまとめでした。
◆近況報告◆
今日は、終日会議。夕方から楽天アワードへ出席予定。
1日1新:Walkerのビスケット。
今日も一日感謝です。