#980 うまくいっている人は、微調整力を持っている。
元旦の朝。息子いわく。
「人がやらないときに練習するのが楽しい」と。
誰もいない公園で、息子のサッカーの練習に付き合っていたときに思ったこと。
うまくいかないときにするのは。
息子が前日に見ていたTV。
サッカーの番組のようなもので、「これでキミもフリーキックがうまく蹴れる!」的な内容でした。
それを見た息子は早速試したくなったようで、元旦のキンと冷えた朝っぱらから、ボクを連れ出して練習をしました。
しかし、そのテレビでやっていた方法をマネしても、なかなか思うようにうまく蹴れません。
そこで息子は、自分なりにあることをする訳です。
そう、それは自分に合った”微調整”です。
忘れがちなこと。
世の中には、「こうすれば上手くいく」「誰でもできる●●の方法」といった成功法則みたいなものがあります。
多くの人は、そのようなことを手っ取り早く知って、成果を出そうと考えます。
マネすること自体は、とても良いと思います。
しかし、その言われている通りにやってうまくいかないときの反応が、二通りに分かれます。
一方は「なんだこの方法、ダメじゃん。」と、次から次へと新しい方法を探す人。
もう一方は、その方法を自分なりに微調整してみる人。
人は盲目的に目の前にある方法をそのままやればうまくいくと思いがちですが、その通りにやってうまくいくことなどほとんどありません。
微調整力。
野球選手で、同じ打ち方をしている人はいません。
もし誰でも打てる方法があるのならば、みんなが同じ打ち方になりますが、実際にそんなことはありません。
それぞれが、それぞれの状況や自分に合った形に調整して、最適な方法を編み出しています。
基本的なことがあるとしても、それぞれに微調整に微調整を重ね、さらに日々微調整を続ける必要があります。
世の中は動いています。
日々微調整を繰り返し、日々最適な方法を探し続けることが大切です。
◆近況報告◆
今日は、学校の宿題、買い物など。休日を楽しみます。
1日1新:インドの青鬼ビール。
今日も一日感謝です。