#965 マーケティング企画は、息子の算数を教える手順で考えるとうまくいくかも。
マーケティング企画を考えるときに、息子の算数を教える手順に似ているなと思った話。
息子の算数ができないとき。
息子の算数のテスト。
足し算、引き算、分数、掛け算、割り算が入り乱れている問題やちょっと考える文章問題のテストがあります。
そのテストに対して、人様には見せられない点数。。。
ここで改善を図るために「ちゃんと勉強しろ。」と言ったところで、きっと算数の成績は良くなりません。
どこが悪いのかを突き詰めていく必要があります。
どうやって教えよう。
算数の点数が悪いのには、原因があります。
なので、次にすることはどこがボトルネックになっているのかを探ります。
分数の掛け算がわからないのか、問題文が読めないのか、担任の先生が嫌いで授業を聞いていないのか、などの様々な理由があります。
その原因を突き詰めるには、分解した問題を出します。
「ここがわからないんだろうな」と当たりをつけて、足し算だけの問題、文章の理解だけ問題、先生からどうやって教わったかのノートを見てみるなど、原因を特定するために分解した問題を試してみるわけです。
マーケティング企画も同じ。
会社でのプロモーション企画。
いろんな企画を打ちますが、その結果、「当たった!」「当たらなかった。。」というのは、実はあまり重要ではありません。
その結果も大切ですが、そのデータを生み出した主体を洞察し、起こった原因を考えることが求められます。
そしてもう一段深く考えると、何かを企画するには、そこで取りたい必要なデータを考えることも大切です。
ただ「おもしろそうだから」「とりあえずキャンペーンやらないといけないから」といった理由で、企画を組んでも、自分たちがあるべき姿に近づくために必要なデータは集まらず、本質的な原因はわかりにくいわけです。
算数で原因を突き詰めるために問題を分けるように、企画も同じように、自分たちにとって必要なデータが取れるように考えた方がいいんじゃないかなと思う次第です。
◆近況報告◆
昨日は、久しぶりに終電無くしてタクシー帰りという典型的なサラリーマン忘年会。今日は、打合せ三昧です。
今日も一日感謝です。