今さら聞けない予算の作り方。僕が来年度予算を作るときに考える順序。

投稿者: | 2014年12月16日

今さら聞けない予算の作り方。

僕が来年度予算を作るときに考える順序。

traffic-cone-2-1365368-m

noteにて公開中!

【サラリーマン的複業を赤裸々に公開】サラリーマンのボクがやってみた15個の複業のすべてを公開。


この時期は、来年度の予算について考えます。

(予算とは、ザックリいうと、一年間の事業活動でどれくらいの売上を立ち、どれくらい費用がかかるのかを見積もります。)

会社の予算の組み方はいろいろとありますが、僕がやっている順序と方法を書いてみました。

  

実は、習ったことがない。

管理職になったとき、「予算を組め!」と言われましたが、、、「へ?どうやるの?」という感じでした。

予算と言えば、会社からの方針に沿って、その売上の数値をバランス良くチラして、もっともらしく作るイメージでした。

例えば会社から「来年度は、110%の売上にするぞ!」と言われれば、その数字をもとに根拠無く現場に落とし込み、あとは気合いと根性で売上を作るといった感じです。

言わば、”絵に書いた餅”的なものでした。

さらに、粗利、営業利益、経常利益など、恥ずかしながらどういう構成でできているか、何がどう関係しているのかをよくわかっていませんでした。

  

こんな順序でやっています。

ということで、自分なりに学び、考えて、今はこんな感じで考えています。

1 今年度の売上着地点の確認

2 来年度の売上着地点の設定

3 来年度の売上の事業構成比

4 来年度の各事業の「客数×客単価」を分解。

5 客数を「既存客」「新規客」に分解して、どちらに注力するか決める。

6 どのお客様に注力するかを決める。

7 客単価を「頻度、点数、商品単価(粗利も)」に分解。

8 どういう商品で、どういう売上を構成するかを決める。

9 固定費、変動費、新規投資をザクっとまとめる。

例えば、来年度の目標が10億円とするならば、A事業 4億円:B事業 3億円:C事業 2億円:新規事業 1億円という事業構成で、各事業でどの業種やチャネルで既存客:新規客のバランスをどうするか、そしてそこでどういった売上商品構成を組み立てるか?を考えます。

そして、人件費や家賃などの固定費と仕入れに伴って発生する変動費をマルっとまとめます。

さらには、市場はこんな変化をしているから、その動向に合わせて、こんなことあんなことをしたいので、こんな投資をしたい、リターンはこれくらいを見込みます!といった感じに仕上げます。

この順序だと、それっぽく聞こえるし、自分の中でも整理がしやすいです。

  

実際に何をやるかを考える。

そして、「売上=客数×客単価」の目標達成をするための全体的な導線を設計します。

その導線設計は、自分たちがどんな領域で、どんな事業をやりたいかというビジネス要件的なところから落とし込みをするわけですが、それを支えるのはデータ分析と自分たちのビジョンです。

その導線は、ことEコマース事業に関して言えば、「3年後はこんな感じになりたいから、来年はこんなことやろう!」といったところを決めて、それを実現するために、プロモーションといわれる流入の販促部分、商品を買いやすくレイアウトやデザインをするサイト製作にかかわる部分、物流やシステム、フォローなどのバックヤード部分の3つ分けて、それぞれの施策考えています。

さらには、その活動を支えるチームの人員構成、システム、会計部分はもちろん、そのチームのリーダーとしての自分のマインドコントロールもどうしていくのかを考えるようにしています。

  

ちなみに、こんな本を参考にするのもいいかもしれません。

課長・部長のための予算作成と目標達成の基本

Excel必須なので、基本的な操作を知るために。

予算だけつくっても達成できなきゃ意味がないので。

 

以上、当時何からやっていいかわからない頭の悪い僕がやっている方法でした。 

最後までお読みいただきありがとうございます!

  

  

◆サラリーマン複業”ひとりビジネス”のサポートサービス◆

限定サービス提供中! 【メニュー】はこちら!

↓Kindleで本を出版してみました↓