#961 上司が心得ておくこと。子育てと上司の役割の共通点は?
子育てをしていると、上司の立場と重なる部分がたくさんあることに気がつきます。
思い通りにいく訳がない。
自分の子供が、勉強は自分ですすんでやり、成績はいつもトップ、寝坊はせず、好き嫌いもなく、運動もできて、何の手もかからないなんてことはありえません。
子育てで自分の思い通りにいかないと、つい「違うだろ!」と言いたくなり、ストレスになることがあります。
しかし考えてみれば、自分だって機嫌が悪い時もあれば良い時もある、言うことをキチンと聞く時もあれば駄々をこねることもある、うまくいくこともあればうまくいかないこともある、言葉にしてみれば、当たり前のことです。
そもそも「自分の思い通りにうまくいく」と思っていることが大きな間違いです。
子育ての主役は、子供である。
先日のブログで紹介した記事→「子供を持った時点で自分は脇役になる」って話をドラクエに例えてみた 前編 | カタルエ – 専業主夫の漫画ブログ
この記事は、読めば読むほど深さを感じます。
子育ての主役は子どもであり、自分ではありません。
にも関わらず、自分の思い通りにいかないからイライラするというのは、根本的に勘違いをしている状態です。
思い通りにいかないことを支援していくのが役割だと認識しなくてはなりません。
上司も同じ。
上司という立場は、子育てにクリソツです。
営業現場でプレイングマネージャーをしていた頃は、部下の面倒を見ながら、自分がお客様からダイレクトに届く感謝の言葉や売上数値の達成感を味わうことができます。
しかし上司という立場になると、部下を通してミッションを達成させることになります。
それは、自分の思い通りに動かすことではなく、子育てと一緒で、主役はチームのメンバーで、僕の役割は、ビジョンと方向を示し、サポートをすることす。
それをしないで、自分の思い通りにならないからと言って、自ら手を出してしまうと、自分で考える自立型人材が育たなくなり、ひいてはチームの力が弱くなります。
おお、まさに子育てと一緒だ。。。
グッとこらえて、ドッシリ構えて、サポートできる人間を目指します。
◆近況報告◆
今日は、休日らしい休日を過ごす予定。
1日1新:渋谷 シルカ。
今日も一日感謝です。