#955 少年サッカーのチーム力は、足し算では決まらない。
少年サッカーを見ていると、組織の在り方の勉強になります。
昨日も試合を見ていていろいろと勉強になりました。
ただの足し算ではない。
最近の小学生サッカーは、8人が主流です。
仮に1人の力が3とするならば、そのチームの力は8人×3で24となります。
しかし、単純に人数の力の総和で勝敗が決まる訳ではありません。
チームの総和が20でも、総和が24のチームに勝つことはよくあります。それは、いろんな要素が組み合わさり、一人ひとりのチカラの足し算でないことを意味します。
サッカーが強ければ勝てる。
僕の息子が所属するチームの監督が、おもしろいことを言っていました。
「このチームは走力も体力もキック力も相手に負けているけど、サッカーには勝てるんです。」
一人ひとりのテクニックやフィジカルを比べれば、確実に負けます。
しかしサッカーというのは、総和を単純な足し算ではなく、そのフォーメーションやメンバーのモチベーションなどを掛け合わせて相手に勝つことが目的です。
リーダーは、メンバーの総和以上のチカラを引き出すことが大切です。
チカラを引き出すには。
チームのチカラを引き出すには、2つのことが必要です。
・目的とその手段をハッキリさせる。
・各人が自分の役割を理解し、協奏する意識を持つこと。
リーダーは、チームのチカラを総和以下にしたら失格です。
チームを総和以上、そして目的に最適な状態にデザインし、メンバーがそれを理解し行動できるように伝えることをする必要がありますね。
◆近況報告◆
今日は、いろんなテスト、会議、会議。そして今日から息子強化週間。
1日1新:高井戸第三小学校。
今日も一日感謝です。