#944 父親ならば、子どもの妄想に付き合う余裕が欲しい。
父親のみなさま。
子供と接する時間は、平日に何時間あるでしょう?
ちょっと古い資料ですが、6割の人が30分位のようです。
毎日の30分、ここでの父親っぷりでその人の器が決まると言っても過言ではありません。
ついやってしまう手痛い質問。
僕の場合、朝30分程度、夜は多くて60分の時間を子供と過ごします。
「限られた時間で、子供たちとどのようなコミュニケーションをとるか?」ということは、普段あまり考えることはしません。
しかし、改めて考えてみると、つい「ちゃんと勉強やっているか?」「宿題やったの?」「あれやったの?」「これやったの?」的なことを聞いてしまっていたわけです。
子供たちとの貴重な時間で勉強のことを中心に聞いてしまっているのは、どうなんでしょう。。。
それよりも、その日の楽しかったこと、おもしろかったこと、困ったことを、子供から主体的に話せるようにする方がいいでしょう。
子供の妄想につきあう余裕が必要。
さらに、年中の娘に関して言えば、忙しい朝の時間にしょうもない妄想を言い出します。
娘「よ~し、魔法でパッと着替えるよ!」
僕(はいはい、サッサと着替えようね。)
娘「トイレにワープするから目をつぶってて!」
僕(時間がないから、早くしなさい。)
つい、大人の現実的な視点でその発想や発言を聞いてしまいます。
子供の発想や妄想は、時間的、精神的に余裕があるときであればかわいいものです。
しかし、忙しいときにやられると、ついイラッとしてしまうことがあります。
子供の発想を受け入れること。
考えてみると、その妄想に付き合って、一緒に楽しめないのは、単に自分に余裕がないだけの話です。
試しに、そんな娘の妄想に「え~!!魔法??使ってみて、使ってみて!」と反応したり、「ワープ??すごいじゃん!!見せて、見せて!!」と一緒になってはしゃいだら、娘は大喜びで着替えたり、トイレに行く訳です。
子供たちの妄想をどう受け入れ、どう反応するか。そこで父親としての器が決まります。
そんなことを考えていたら、その場を即興的に楽しむインプロの本があったので買ってみました。
インプロ、おもしろそうなジャンルです。
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