#940 リーダー、だから仕事のスピードが上がらないんです。
みなさん、こんにちは。
仕事のスピードは、言ってしまえば【リーダーが決断できるか】で決まります。
会社というところは、いろんな部署が関わってくるので、スピードを保ったまま仕事をすることは難しいのが現状です。社内調整することが仕事だと思っている人がいるくらいですし。
自分がリーダーとして気をつけていることを考えてみました。
ルールは最低限。
仕事に関して言うと、今までのやり方で考えることが圧倒的に多いことに気が付きます。
リーダーの多くは、「今までこうやってきたから、このやり方でやる。」ということが前提になっています。
なので、ルールの決まっていない新しい仕事が出てくると、関連する部署を集めて、わざわざ新しいルールや仕組みをつくります。そこにはものすごく時間がかかります。
さらに、それを文書にして、認印をもらって、通達して、、、なんてしていたら軽く1週間以上かかってしまい、本来のお客様への価値作りがどんどん遅くなります。
致命的なことが起こらないような危機管理は必要ですが、必要以上の仕組み作りは不要で、さっさと覚悟を決めて、やりながら考えるべきです。
すべてを把握しようとしない。
仕事に関して、すべてをグリップしていないと気がすまない人がいます。
経験上、そういう人がリーダーになると、ほとんどうまくいきません。
理由は、報告する書類作りに時間を取られ、権限移譲がされないのでメンバーのチカラを引き出せず、リーダーの小さな器でおさまってしまい、特にプロジェクトに関して言えば、そこで求められる独自性と有期性が担保されないからです。
僕は、仕事が苦手なので、ほとんど人に任せてしまいます。
新しい仕事への意味づけ、初動の一漕ぎ目のパワー、そして何かあったら責任を取ることを頭において、とにかくスピードを上げることを意識しています。
リーダーならば、メンバーを信頼し、とっとと決断して前に進めるべきです。
リカバリーしやすい土壌をつくっておく。
仕事には、失敗がつきものです。
100%うまくいくことなんてありえません。
いちいち失敗を恐れて、1から100まで完璧にしようなんていうのは愚の骨頂。
失敗したら、ちゃんと謝ればいいんです。そして、それに対する対応策と今後取り返す方策を示せばいいんです。
リーダーの立場でも、フォローする立場でも、そういうリカバリーができる土壌をつくるために、普段からいろんな人とコミュケーションをとり、信頼関係を築いておくことが大切です。
◆近況報告◆
今日は、息子のサッカー準決勝。その後、強化選手セレクション。
1日1新:駒沢公園補助グラウンド。
今日も一日感謝です。