温室育ちの社会人になっていないか。

投稿者: | 2014年11月20日

#937 温室育ちの社会人になっていないか。

spinach-dish-4-266903-m

みなさん、こんにちは。

すべてがお膳立てされた状態で、うまくいかせるのはプロとして当たり前です。

そんなお膳立てされた状態は世の中にはそうそうありません。

荒地のような状態で、何とかするのがプロです。

舞台が揃っていないとできないのはアマチュア。

昨日仕事で、こんなことがありました。

ある施策を打とうとしたら、それに必要なデータが揃っていません。関連部署に確認するも、「このデータがないからできない。」「運用方法が決まっていないからできない。」と言い出す始末。

よくある部署間の温度差、そしてプロ意識の欠落。

僕からしてみたら「・・・で、キミはどうするの?」と思う訳です。

やることは決まっているのに、できない理由を並べて「仕方ないんです。できません。」と言うだけなら、小学生でもできます。

余り物でも料理ができる。

一流の料理人は、冷蔵庫の余り物でその場に合った美味しい料理を作れます。

「こんな食材だけでは作れない。」「この包丁では、料理ができません。」というような料理人では、プロとは言えません。

与えられた状況に応じて、できない理由を並べるのではなく、その場で考えられるベストを尽くすことがプロです。

ベストを尽くす姿勢があるか。

ということで、自分ができるベストを尽くす姿勢を取ります。

それは、その姿勢が期限の決まった仕事に対してのこだわりと、それだけのスピードを持って仕事はするものだというチームの価値観を育てます。

しかし、そういうことを言うと必ず出てくる意見が「社内規則があるし」「労務の観点から考えると」「就業規則からいくと」的な話。そういう考えこそが、仕事の楽しさを阻害している要因で、お膳立てされないと仕事ができない温室育ちの社会人を育てます。

荒地でも躍動感を持って仕事をして、成果を出せば仕事は絶対に楽しくなります。

 

◆近況報告◆

朝から商品撮影立会いに、その後会議2発。

1日1新:チームビューアー。

 

今日も一日感謝です。