#933 忙しいことに価値を感じていませんか?
みなさん、こんにちは。
何かをお願いしても「忙しくて、できません。」と言っている人を見て、いつも思いだす話があります。
こんな”きこり”のお話です。
きこりの話。
以前、こんな話を聞いて「あ、それ俺だ。」と思ったことがあります。
こんなお話です。
森の中できこりが一生懸命にのこぎりで木を切っていました。
僕はそれを見て「何をしているんですか?」と聞きます。
きこりは「見ればわかるだろう。木を切っているんだ!」と答えます。
僕は「いつから切っているんですか?」すると「朝からずっとだよ」とのこと。
僕は言います。「切るのをやめて、電動のこぎりを持ってきた方が早いんじゃないですか?」
きこりは答えます。
「電動のこぎりなんて買いに行くヒマなんてないよ。切ることで忙しいんだから。」
仕事の進め方。
目の前の仕事を精一杯頑張ることは、素晴らしいことです。
しかし、目の前の仕事を自分のやり方だけで考えていないと、生産的ではなくなることが往々にして起こります。
せっかく一生懸命に仕事をしているのに、全く生産性が上がらないのならば、一度立ち止まってその仕組みを見直す方がいいかもしれません。
ま、「忙しいことをアピールすることで存在感を出し、夜遅くまで会社にいる」ことに価値を感じる人は別ですが。
突っ込むだけでは突破できない。
きこりのようにならないためにも、順序を考える必要があります。
もし手が回らないくらいに忙しくなって「あ~忙しい、忙しい」となりそうになったときには、「一度立ち止まり、生産性の高い仕組みを考えて、微調整を繰り返す。」ことが必要です。
その立ち止まりができないと、小学生サッカーのドリブルでゴールに突進してつぶされるFWのようになってしまいます。
そのFWが一生懸命頑張っているのはわかりますが、一旦止まって周りを見て、MFにボールを落とせば、きっといろんな攻め方ができるはず。
忙しいならば、順序を考えましょう。
◆近況報告◆
今日は、これからファミリーセールに行って、サッカーの練習です。
1日1新:WEB解析士テキスト。
今日も一日感謝です。