#931 ペルソナを設定するときに気をつけている3つのこと。
みなさん、こんにちは。
マーケティングの仕事をしていると「ペルソナを設定しよう!」ということを聞くと思います。
ペルソナとは、自分たちが設定するモデルユーザーです。そのペルソナのニーズを満たすような商品やサービスを設計しようぜ!といった手法です。
ペルソナの設定について、大切な3つのポイント考えてみました。
わかりやすく、差がある。
まずは、設定がしやすいことが大切です。
言いかえれば、そのペルソナのイメージがわかりやすいことです。
「動物を買っている人。」というザックリとしたペルソナでは、動物ということはわかりますが、具体的に何の動物なのか、犬なのか、小鳥なのか、猫なのか、人それぞれイメージが違ってきます。
「犬。柴犬。2歳。東京近郊在住の60歳以上。」といえば具体的なイメージがわきます。イメージがわくということは、チームで共有できるということです。
ココは、かなり大切です。結構バラバラなイメージを持って進んでいくことは多いです。
そして、複数のペルソナを設定する場合は、差をつける必要があります。
犬であれば、柴犬を飼っている人、柴犬がオスである人、メスである人の行動には大きな差はないはず。
それよりも「猫」や「鳥」といった他の動物を飼っている人にした方が、その差がハッキリとわかりやすく、その行動特性にも差があるはずです。
そういった差をつけてペルソナを設定しないと差がでないので、活かすことができません。
計測ができる。
ペルソナ設定をしても、データを蓄積できなければ意味がありません。
その行動特性や購買履歴、頻度など、自分たちの仮説を検証するための計測ができるかを確認する必要があります。
せっかくペルソナを設定しても、計測ができなければ何もわかりません。
打つ手がある。
当たり前ですが、設定したペルソナにとっての課題解決をする手がなければいけません。
せっかく集めたデータも、自分たちのリソースでは価値が提供できなければ意味がありません。
そして、その価値を提供することが自分たちにとっても価値があることなのか、メリットがあることなのか、そこをしっかりと考える必要があります。
◆近況報告◆
今日は、会議、来客、会議、面接。ホント会議が多くなってしまった。。
1日1新:WEAR。
今日も一日感謝です。