#920 自分に強みがない時は、”仮決め力”で何とかする。
みなさん、こんにちは。
自分や自社の強みを知ることは、とても大切なことです。
しかし、私に限って言えばそもそも強みが見当たらず、うまくいかないことが多いです。
SWOT分析っていうけど。
強みと言えば、自社の強みを洗い出す時によく使うSWOT分析。
ウチの会社でもよく「この分析やりなさい」的な指示が出てきます。
自分、自社を俯瞰する機会としては良いかもしれませんが、自分が思っている強みが外に対しての強みとは限らないからです。
例えば、英語が話せてもそもそも英語を必要としなければ強みにはなりません。英語を使う場に行かなければ意味がない訳です。
なので、個人的にはこのSWOT分析、自分たちのコンセプトありき、戦略ありきで使わないと効果が薄いと思っています。
SWOT分析で出した強み。
さらには、強みというのは単発的なことではありません。
実際のところは、 いろんなこと(他社より優位性があったり、一見弱点に見えるところも含めて)が階層的に、複雑に掛け合わさっています。
表面に現われていること、わかりやすい強みを挙げてもあまり意味がありません。
その強みを深堀りして、いろんな強みの要素を、自分たちのコンセプトに合わせて掛け合わせることが大切です。
こういった上流での設計は、本当のビジネスの力が求められます。
仮決め力とは。
とは言っても、そもそも強みが思い浮かばない場合はどうしたらいいのか?
特に私のように、何の強みも持たないので、無理やり捻りだすこともできません。。。営業のときは本当に困りました。トークが冴えるわけでもなく、商品知識が豊富な訳でもなく、ロジックがしっかりしている訳でもありません。
ということで、自分がとったのは、強みを”仮決めする”という方法です。
これはある種の、”思い込み力”です。
社内外から褒められた数少ない”強み”を自分の強みと”仮決め”する訳です。
そこの部分だけは、自分で思い込み、そこに関わることは自ら「強いです!(今は弱いけど。)」と宣言してしまうんです。
すると、たとえ他の人の方が勝っていても、来年には強みになると”仮決め”すると、なんだかそれが強みになった気がして、気がしてくると強みになってくる場面がでてきて、いつの間にか強みになってきます。
いわゆる金メッキ理論ですね。
◆近況報告◆
昨日は、息子の大一番でしたが、惜しくも敗退。今日も別の大会。優勝に向けて応援します。
1日1新:水曜日のネコ(ビール)。
今日も一日感謝です。