#910 お客様目線で考える時に、カンタンだけど多くの人がやらないこと。
みなさん、こんにちは。
さて、お客様目線を考えるときにどうしていますか?
みなさん、意外と忘れてしまうことがあります。
お客様目線はセミナーでは学べない。
営業職でも、企画職でも「お客様のことを考えよう!」という類のことはよく言われます。
お客様の立場になって考えようとしても、自分は「はて、どんな気持ちなのだろう」と悩みます。
そうなると、マーケティングの本を読みあさったり、ノウハウセミナーみたいなところへ足を運んで、「なるほど、確かにそうだ」と考えたつもりになってしまいます。
それよりも、日々の生活の中で自腹で何かをしてみて、感じることの方がヒントになると思います。
お客様の立場にもならずに商品開発する悲劇。
会社では、一昔前からアップデートされていないお偉いさんが何かを決めることがあります。
例えば開発会議。
女子向けの商品を開発するのに、いい歳したオッサンたちが会議室に集まって「女性だから花柄をあしらうのがいいんじゃないか?」「女性だからピンクがベースだろ」みたいな話をしていることがあります。
女性=ピンク、花柄みたいなイメージだけで、飲み屋のお姉さんとくらいしか話さないオッサンたちが考えた商品が、お客様のことを考えているとは思えません。
アイデアを出す時に忘れてしまうもの。
お客様目線で考えるときに忘れがちなことは何でしょう。
例えば小学1年生むけの商品やサービスを作るとき。
誰もが小学1年生を経験していると思いますが、その記憶はきれいさっぱり消えています。
その中で、頭を抱えて考える訳です。
「小学1年生か、、ちょっとヒアリングしてみよう」となったりする訳ですが、そんなことよりも先にやることがあります。
それは、、、しゃがむこと。
こんなに簡単なことですが、多くの人は忘れてしまいます。
小学一年生の目の高さに合わせれば、知らない(というか忘れてしまっている)ことや、見えないところがわかり、実際に手が届かない位置に手摺があるようなことに気がつきます。
お客様目線とは、頭で考えるのではなく、実際にその人の動きをしてみることが大切ですね。
◆近況報告◆
今日は、社外MTG。夜は道場仲間と会食予定。
1日1新:美食米門品川店(予定)
今日も一日感謝です。