#907 ルールがあると便利だけど、ルールばかりだと考える力がなくなる。
みなさん、こんにちは。
ルールは大切です。
しかし、ルールを守るために仕事をしている訳ではありません。
何か新しいことをしようとすると。
新しいことをしようとすると、必ず細かいルールを作りたがる人がいます。
運用をするにはルールが大切ですが、ルールを作って守るために仕事をしている訳ではありません。
リスクを最小限にしようとするあまりルールだらけでがんじがらめになることは多く、それが足枷になっていることは往々にしてあります。
仕事というのは、ルールを守るためにあるのではなく、お客様に価値を提供するためにあるものです。
ルールがあると。
ルールには、二つの特徴があります。
ひとつは、順序が明確で、誰にでもわかりやすく、致命傷を負わないようにしながらも、ある程度のパフォーマンスが発揮するためにつくるルール。これは、最低限必要なものです。
もうひとつは、ルールをつくっておけば、例え失敗しても「みんなで決めたルール通りにやったから仕方ないよね」という逃げ道を作っておくルール。これは会社員に多く、起こる可能性が低くいことにもわざわざルールを作るので、煩雑で仕事が進まなくなる原因にもなります。
不確実性ことがチャンス。
ルールがあると楽です。
ルールがあると、他の考えを排除することができますし。マニュアルに近いのかな。
そのルールを作った人にとっては自分の選択が正しかったことになり、そのルールを利用する人は、何も考えずにルールを守るだけでいいので、それもまた楽チンな訳です。
しかし、ルール通りに進む仕事は、多くありません。
世の中はいつも動いているので、ひとつのルールに当てはめられるほど単純なものでもありません。ルールがあるといいけど、自分で考える機会を減らして、気がつけば自分で考えられなくなってしまいます。
やってみる前から、失敗しないようにルールを一生懸命につくるのは、あまり生産的とはいえません。
やっている中で「ヤバイ」と思える感覚、そしてそれに合わせた考え方は、ルールブックを作っただけでは身につきません。
ルールを100個作るより、致命傷にならない3つの方法を学び、スピードを上げる事が大切ですね。
◆近況報告◆
今日は、いろんな戦略作りに、新しい仲間の面接。
1日1新:なし。
今日も一日感謝です。