#903 仮説思考って大切だけど、どうしたら確度が上がるのさ?
みなさん、こんにちは。
仮説思考は大切だけど、そもそも仮説思考って何なん??
仮説、実行、検証をしろ!って言うけど、仮説ってどうやって立てるの??
そんな悩みを持っている人はいませんか?
今日、Hさんたちとお話をしている中で仮説思考についてレクチャーしてもらいました。
仮説思考とは。
「仮説」もしくは「仮説思考」という言葉は、一度は聞いたことがあると思います。
しかし、そもそも仮説思考って??と聞かれたら何と答えますか?
一言で言うと、「仮の答」です。
正解か?間違えているか?は別として、今時点で思いつく答のことです。
仮説の確度を上げるために。
仮説を立てるプロセスには、2つの方法を組み合わせます。
ひとつは、事実を積み上げる形。
もうひとつは、自分の感覚、主観から導き出す形。
例えてみましょう。
気になる女性とデートをすることになりました。さて、あなたならどうしますか?
あなたが女性とデートをしたことがなければ、きっといろんなデータや情報をかき集めて、彼女に合ったプランを作るでしょう。これは積み上げ型。
あなたが数々の女性とデートをしたことがあれば、自分の中に貯めてある経験知から引き出して最適と思われるプランを作るでしょう。これは自分の感覚型。
つまり、自分の中にあるもので判断する仮説か、客観的なデータを積み上げて出す仮説かの違いです。
どちらがいいという訳ではなく、大切なのは全体感を持ち、その二つの要素をハッキリと分けて考え、上手に組み合わせることです。
因数分解して、重ねてみる。
仮説の確度を上げるには、インプットしかありません。
それは世の中にある情報はもちろん、自分で行動して手に入れられる経験知と両方です。
そのインプットされた情報、事実、経験、材料がより細かい形で自分の中にたくさん蓄えられれば、自分の中に無数の仮説の仮説がたてられ、いくつもの仮説の一部分が重なった部分が浮かびあがり、その確度は上がります。
さらには、その問題に対しての解像度を上げて、それに対する問いの作り方(つまりは目的の作り方)の精度が上がっていくのでしょう。
そのためにも、普段から新しいこと、おもしろいことを経験するとともに、いろんなデータや情報をインプットし、組み合わせる練習をしておくことが大切ですね。
◆近況報告◆
今日は、チーム編成や戦略練り直しと会議。
1日1新:アナリティクスマイレポート作成。
今日も一日感謝です。