#898 オトナは先入観を持たないようにするために、遊び心が必要。
みなさん、こんにちは。
昨日に引き続き、この本からのシェアです。
ものの見方はひとつじゃない。
ものの見方はひとつではありません。
有名なだまし絵があります。
若い女性が向こうを向いているように見えるし、老婆が顎を引いて向かって左の方を見ているようにも見えます。
ひとつの絵が見えたら、もう一方の絵がある可能性も考えずに、決めつけてしまっていないでしょうか。その見方が自己流とも気付かずに。
ものの見方にもセンスが必要。
人は問題や物ごとを、決め付けや先入観でみてしまいます。
ものを見るときは、あらゆる感覚を使いながら、アタマをノビノビ使うことが大切です。
アタマだけを使っていてはいけません。ほとんどの人が、自分に備わった感覚を使いきっていません。
オトナになればなるほど、知識や経験が増えて、いろんな先入観を持ちやすくなります。
だからといって、「先入観を持たないようにしなきゃ!」とマジメに考えすぎてもよくありあません。
なまけないでマジメに考えることも必要ですが、遊び心やいろんな人のマネ、発想を飛ばすことが大切です。
要は、考えるセンスが必要になります。
ああ、私もセンスがほしい。(参照:私のセンスがわかるブログ)
オトナには考える練習が必要。
会社で事業戦略や事象からの対策を考えることがあります。
それをするのは、ほとんどが会議室。
「事件は会議室で起きているんじゃない!」と青島サンが言っているように、会議室でウンウンうなって考えていても、それはあらゆる感覚は使っていないし、アタマをのびのび使ってもいない、さらにはセンスがあるようにも見えません。
出てくるアイデアは、昔々の昭和な香りのする成功事例、「とにかく頑張ろう!」という掛声だけです。ある意味、遊び心いっぱいです(笑)
経営の指標やフレームを使った見方をすることも大切ですが、その見方がひとつにならないように、遊び心を加えることも大切です。やっぱり、センスって大切ですね。
会社で会議をするより、現場や競合のお店に行って、そこの人の雰囲気や、色遣い、並べ方、POPの使い方などを見て、触って、感じて、気がついたことを100個書き出せば、簡単にいろんなことが思いつくし、自分たちの戦略も見えてきます。
そして、YESマンだけではなく、いろんな見方ができる人でチームを組みたいものです。
つづく。
◆近況報告◆
今日は、これから息子のサッカーです。
1日1新:スープカレー。
今日も一日感謝です。