モノゴトは、シンプルに考えるのが一番。
シンプルに考えるためには、何が一番大事なのでしょうか?
それは、分けて、範囲を絞ることです。
先日、毎月参加している良習慣塾で、こういうことを言われました。
「範囲を絞るから、答えが見つけやすい。領域を限定するから、具体的になる。」
そう、問題や課題というのは、そのままだと大きすぎて取り扱いにくいし、何から手を付けたら良いのかわからなくなることが多いもの。
それを分けて、範囲を絞ると、アイデアが出てくるものです。
ちょうど今、中期経営計画の中で、自分の領域の計画をつくっていますが、これもまた同じこと。
中期経営計画というと大きくて、何から手を付けていいか途方に暮れてしまいますが、例えば、戦略を商品で切り分けてみたり、顧客属性で切り分けてみたり、販売チャネルで切り分けてみたりするとどうでしょう?
商品ならば、どういう切り口で分けられるのか、分けてみたらどの商品が伸びていて、どれが下がっているのか。
顧客ならば、どんなお客さまが増えていているのか、どれくらい買ってくれているお客さまが多いのか、離れてしまわれたお客さまはどれくらいいるのか。
販売チャネルも、ECなのか、お店なのか、営業なのか、カタログ通販なのか、それ以外なのか。
そうやって範囲を絞って、切り分けてみると、何か見えてきませんか?
そうやって見えてきた部分から、まずは戦略をつくってみると、より具体的な内容のものが出来上がります。
困ったら、範囲を絞って、切り分けてみる。
その切り分け方は、いろいろあるから常に分ける練習をしておく。
それができれば、あなたも問題解決のプロになれるはずです。