事業のグランドデザインは塗り絵ではないからおもしろい。

投稿者: | 2024年9月21日

自分の関わる事業の今後について考える機会がありました。

いつも考えているつもりですが、会社から世間一般で言われる中期経営計画みたいなものをつくるために、解像度を上げて、よりシンプルに、よりわかりやすく、より具体的につくる必要があるので、頭の中のぼんやりしたものをアウトプットして、整理しなければなりません。

こういう仕事は、俗にいう事業のグランドデザインを描くともいわれます。

これ、めちゃくちゃ難しいです。

 

こういうのは、よく「塗り絵」の例えをされます。

塗り絵は、塗る絵が決まっていて、その枠の中でいかに早く、うまくできるか、そのためにどんな道具や手順が必要で、それどうやって進めるかを考えれば良いんです。

一方で、事業のグランドデザインは、塗る絵のないところで、自分で塗るための画を描くキャンパスを持ってきて、そこにどんな絵を描くかを考えて、その絵を描き、塗り絵ができるようにするのが仕事です。

エキサイティングですよね、こういうのって。

これを考えるときに、今の延長線上で考えると、発想が今の自分のアタマの中の枠だけにとどまって、現実的な数字だけになってしまいます。

それを取っ払って、未来、おもしろくために何がしたいのか、そんな視点で思考を遠投する必要があります。

そのために、ボクの会社の社長は、よくこう言います。

「夢を持て」、と。

この言葉、個人的にとても好きです。

今の現状でコチョコチョ考えるのではなく、思考が遠くに飛んで、いろんなことがやりたくなってくるので。

さて、未来の事業のグランドデザインをつくります。