翼君が丘の上から若林源三の庭まで蹴ったような超ウルトラロングシュートはムリ。

投稿者: | 2024年9月16日

仕事でも、スポーツでも、ゴールがあります。

ゴールがなければ、どんな状態なのか、どっちに進めばいいのか、何をしたらいいのか、よくわからなくなって迷子になります。

至極当たり前の話で、マラソンで距離も、時間も、消費カロリーも、ゴールを決めないで走るのはつらいですよね。

サッカーだって、ゴールがなければ、ただボールを蹴っているだけになり、試合になりません。

ただ、ここでゴールを決めれば良いという話でもありません。

例えば仕事で「1億円の売上をつくる!」というゴールをつくったとしましょう。

ゴールを設定したこと自体は素晴らしいのですが、そのゴールに向かってのロードマップが雑になってしまうと意味がありません。

1億円という目標に対して、いきなりスーパーウルトラロングシュートを打って、「いや~、決まらなかったわ~」ではムリなわけです。

その昔、営業をしていたボクは、そんなアホな人間の一人で、目標売上を掲げるだけでテンションが上がり、「小さな実績なんていらん!超大型受注を獲ったる!」と翼君が丘の上から若林源三の庭まで蹴ったような超ウルトラロングシュートを狙うも、10mも蹴られず、それでもひたすらロングシュートだけを狙っている状態でした。

そんなロングシュートをひたすら狙うよりも、ドリブルをして、パスをして、少しずつ前に進んでゴールを狙うスタンスが大事です。

ゴールの設定は大事、ゴールまでの道はコツコツ進むことが大事。

一発でゴールを決められることはありませんから、結局コツコツ進められる人が強いということです。