最近、車を運転する機会が増えました。
その昔は、車に乗ると気分が大きくなり(?)、ついスピードを出したり、強引な割り込みをしたり、煽ってくる車がいたら煽り返したりと若さ溢れるフレッシュな運転をしていましたが、今はとにかく安全第一、一時停止もキッチリ止まります(当たり前)。
そのおかげで、ゴールド免許に昇格しました。
そんなこんなで街中を運転していると、いろんなタイプの運転を見かけます。
荒っぽい運転をする人、相手に気遣いをして運転をする人、ボクのように安全運転をする人、さまざまです。
ただ、日本はマナーもしっかりしていて、比較的安全運転の人が多いです。
ふと、10年くらい前にベトナムの郊外に行ったときは、とにかく危なっかしい運転の人ばかりでビビったことを思い出しました。
そこは、交通ルールなんてあってないようなもので、ありえないタイミングで交差点に突っ込んできたり、ひたすらハイビームであおりながらクラクションを鳴らし続けたり、逆走したり、信号無視なんて当たり前な感じ。
ただ、そんなカオスで強引な世界の中にも、お互いがギリギリのところで譲る心があるようで。
その中で感じたのは、とにかく自分を主張すること。
自分は「入りたいんだ!」「曲がりたいんだ!」と主張をしなければ、右折も左折も合流できません。
誰かが気がついてくれるのを待っていてはいつまでたってもムリなわけで。
そういう環境だからこそ、自分で考えて、自己主張をして、前に進み、自分で責任を持って行動する必要があります。
常にそういう環境で行動していると自己主張をすることが当たり前になり、そうした意識が研ぎ澄まされるわけで、仕事や普段の生活でも、そうした意識がプラスに働くこともあるでしょう。
危険な運転は困りますが、そうした環境で育まれる意識というのも、実は人生をおもしろくして、いつでも上機嫌でいられるコツなのかもしれません。