「の」と「で」。一文字で視点は大きく変わる。

投稿者: | 2024年9月12日

「の」と「で」。

一文字違えば、考え方や視点も大きく変わります。

そんなことを思った次第で。

 

ボクは、EC事業をメインに仕事をしています。

EC事業には売上予算があり、そこの進捗を追っていきます。

なので、「EC事業の売上をどうやって上げるのか?」「利益をどうやって最大化するのか?」という視点で考えることが多く、”EC事業だけ”を何とかしようとしていました。

ゆえに、ECとリアル店舗を展開する会社によくありがちな”在庫の取り合い”にいかにして勝つか、他の販売チャネルのお客さんをどうやってECに向けるか、なんていう姑息なことを考えることもしばしば。

冗談みたいな本当の話で、他の事業部から「競合ライバルは、自社のECです」なんて言われたこともありました(笑

と、いった感じで、その昔は「EC事業”の”売上」を軸に考えていました。

 

しかし今は、「EC”で”売上をどうやって上げるか?」という視点に変えています。

つまり、EC事業単独の売上を上げるのではなく、EC事業はあくまで会社全体の売上を上げるための手段であり、極端な話、EC単独での売上が下がっても、ECを起点にしたり、ECを活用してもらって、他の部署の売上が上がれば良いよね、っていう考え方です。

なので、「EC”の”売上を上げる」ではなく、「EC”で”売上を上げる」という、ちょっと上のレイヤーから考えるようになったんです。

「なんか、自分、成長したなぁ」と自画自賛。

とは言え、ECの売上もあげて、ECで会社全体の売上を上げるのが一番なので、よくばってみようと思います。