それだと、本気度の基準が腐り始めるかも。

投稿者: | 2024年8月29日

ここ最近で、本気を出したことってありますか?

本気の定義が難しいですが、自分で「本気でやったわ~」と思えば本気でOK。

それでいくと、情けないことに、本気を出した記憶がありません。

あ、ランニングしたときに坂道があって、そこでダッシュ(周りから見たら、ヨロヨロ早歩きしているだけに見える)したことくらいかな。

 

なぜ「本気」を出せないのか。

本気を出せないのは、自分が本気でやろうとしていないだけ。

例えば、100のパフォーマンスを発揮するために、150の本気度が必要だとします。

普段の仕事や生活では、本気度70で、パフォーマンス70くらいで十分合格点のことがたくさんありますので、負荷がかからず、ラクになります。

ただ、いつでもどこでも本気70に抑えていると、本気度70が自分のMAXとなってしまいます。

本気度70に慣れてしまうと、本気度100に戻そうとしても、戻れない状態になるんです。

 

トレーニングや筋トレと一緒ですよね。

自分の限界ギリギリのところでやっていないと、カンタンに筋力や体力は下がってしまい、本気を出してもMAXパワーが下がってしまいます。

感覚的なところですが、なんとなくご理解いただけるのではないでしょうか。

 

ということは、いつも本気を出していないと、本気を出していない状態が自分の基準となります。

「いやいや、本気を出せば、自分はもっとできるぜ」と思っていても、本気を出していない状況が長ければ長いほど、その基準はドンドン下がり、出し惜しみしていたパワーは腐ってしまいます。

本気度70で事ができたらお得な気分になりますが、長期で見たら自分の本気度基準が下がってしまうことです。

ボクが高校の時の柔道部時代に恩師から「ゴラぁ!自分で勝手に限界をつくるな!自分を追い込め!」と言われていましたが、まさにその通り。

いつでもどこでも本気を出す意識を持ちたいものです。