にわたま理論。
そう、にわとりが先か、卵が先か、どっちが先なのかわからないことに出くわしたときに使う言葉です。
仕事をしていると、そういう場面がよくあります。
そう、人やおカネを先にブチ込まないと成果が出せないのか?、ある程度の成果を出してから人とおカネをブチ込むのか?というものですね。
現場からすると「成果を出すには人とおカネをもらわないとできない!業務がパンクしたらどうするの??」と言いたくなる気持ちは理解できます。
ただ、何をするにも「おカネもないし、人がいないから、できない。」と、できない理由を最もらしく言う人も多いのが事実。ボクもそうでしたし。
その上での結論は、例外はあるにせよ、会社の仕事では基本的に、成果を出してからでないと、おカネも人も、もらえないよというのが結論。
多くの仕事は、人やおカネがなくても、実はできること、できるようにする工夫があります。
料理に例えると、「しょうゆが無ければ料理はできない」と言っているようなもの。
レシピ通りの材料や調味料が無いとできないことはないですよね。
レシピにしょうゆが必要となっていても、しょうゆ以外のモノで、材料を活かす方法なんていくらでもあるし、工夫して作ってみんなでワイワイ食べるのは楽しいものです。
つまり、「完璧な状態でないとできない」と言うのではなく、その状態でどうやって最高のパフォーマンスが発揮できるかを考えることが重要。
いい大人が「やれ予算がないから」、「やれ人材がいないから」、「完璧な体制でないので、できません。」と言っていては、何もできません。
にわたま理論。
仕事においては、小さくても良いので、まずは今の手持ちの条件で成果をつくることが大切です。