マーケティングの施策や新規事業の開発のとき。
いろいろな人が集まって、いろいろとイメージして、アイデアとしてアウトプットをしますが、なかなか「コレだ!」といった施策がまとまりません。
なぜでしょう?
その理由は、一撃必殺の施策を一生懸命に探すから。
みなさんもご存知の通りマーケットは常に動いていて、競合他社も日々変化していますし、自分たちが見えていないところも、知らないところも山ほどあります。
そのなかで、「コレさえやれば!」なんていう一撃必殺の「アイデア」を見つけるなんて不可能。
不可能なことに時間を費やすより、何かひとつでも多く行動する方が良い訳です。
そう、質は量から生まれるものであり、量もこなさずに質ばかりを求めてはいけないということです。
そのためには、アイデアをより多く出すことが思考の枠を広げて、可能性を拡げます。
そのときに、おもしろくなくても、当たり前のものでも、実現度が低くても、完璧でなくて良いし、むしろ、質を考えて自分の中で止めてしまうことがもったいないわけです。
そのときにポイントとなるのが、マジックナンバー「25」。
とにかく、25個以上のアイデアを出す。
アイデアは、既存の要素の組合せなので、たくさん出して、足したり、引いたり、ズラしたり、掛け合せたりすれば、いくらでも可能性を拡げられます。
一撃必殺のアイデアをウダウダ探すより、25個以上のアイデアを絞り出し、アレコレ組合せて、どんどん実行しちゃいましょう。