原宿駅からの帰り道にあったプチ鍾乳石。

投稿者: | 2024年7月22日

会社帰り。

気分転換に最寄り駅ではなく、原宿駅からテクテクと歩いて帰ることがあります。

7月に入ってからは暑くて歩いていませんでしたが、先日暑さが和らいだ日に久しぶりに歩いていたとき、とあるモノを発見しました。

それは、鍾乳石的なモノ。

長い年月をかけて、雨がふったときにポタポタと垂れる水滴によってできたものだろうと推測しますが、そこの部分だけ数ミリ鍾乳石の原石みたいになっていたんです。

ちなみに、鍾乳石って、1cm大きくなるのに70年かかるらしく、そうなるとボクが見たプチ鍾乳石は2ミリ位だったので、14年くらい経っているものかと。

そう考えると、何十年、何百年の時間によって作り出された鍾乳石ってすごいなぁと思いつつ、一方で、それは紛れもなくたった一滴の雫から始まったことに気が付きます。

 

そんなことを考えながらテクテク歩いている中で、鍾乳石も自分の使う言葉も同じようなことが起こっているのではないかと類推しました。

例えば、意識せずに暑いから「暑い~」、忙しいから「忙しい~」、疲れたから「疲れた~」といちいち言葉にしているとしましょう。

そうすると、実はその一言一言の”雫”が、自分のアタマや気持の中に負の「鍾乳石」を作りだしているかもしれず、その負の鍾乳石が前向きな気持ちを邪魔して、気が付かないうちに負のスパイラルにハマってしまいかねないということです。

原宿からの帰り道、良いことはポタポタ積み重ねつつ、負の言葉のポタポタは一刻も早く止めた方がよいなぁと思った次第です。