同じツールについて、2人からそれぞれ説明を受けました。
二人は、仮にAさん、Bさんとしましょう。
Aさんからの説明。
そのツールの概要や使っている会社の紹介、実際にできること、他のツールより優れていることを淡々と説明されました。
そのツールの概要や使い方は何となくイメージできましたが、「よし、使ってみよう!」とまではなりませんでした。
一方、Bさんからの説明。
ツールについての説明はほとんどなく、ボクたちの事業についていろいろと調べてくれて、その人の見立ての課題や問題点からの改善点をご提示いただきました。
その課題や問題点が、まさにドンピシャで、さらに深い質問をしたにも関わらず、的確なご回答をいただけました。
そして最後に、それらの課題や問題点を改善、解決するためにこのツールのこういう点、こういう使い方が役に立ちますよ、と勧められたんです。
さて、あなたならAさんとBさん、どちらの説明の方が心に響きますか?
ボクは、Bさんでした。
同じツールの説明でも、ツール目線で性能や機能を詳しく説明するより、ユーザー目線での課題や問題点から必要な機能を説明する方が、そりゃあ心に響きます。
わかっていることですが、ボク自身もつい忘れてしまいがちなので、改めて書き留めておきました。