言語化のチカラが足りない自分。

投稿者: | 2024年7月13日

最近、改めて言語化の重要性を感じています。

システム開発でベンダーさんとの会話や、生成AIへの指示、上席はもちろん、若い世代の人たちと話すときに、「あれ?オレの言っていることって伝わっていないかも」と感じるときがあり、そんなときに自分の言語化力の低さを猛省し、言語化力をつけようと考えます。

 

で、言語化力を身に着けるために意識していることは3つ。

ひとつは、目的、前提、定義を確認する。

会話をするのに、目的、前提、定義がズレていたら相手には伝わりませんし、違って伝わってしまいます。

例えば、資料の締切を「じゃ、明日中ね」と言ったはいいけど、どんな目的の資料で、明日の何時までに、どんな状態で提出すればいいのか、具体的に認識を合わせないといけません。

まあ、当たり前のことなんですけど、それをつい怠ってしまい、「言わないでもわかるでしょ?」と自分の都合の良いように考えてしまう。

そうならないように、相手から面倒なやつだと思われても、目的、前提、言葉の定義を確認するようにしています。

 

二つ目は、相手の理解できるレベル、言葉で話す。

何かを説明するときに、専門的な言葉を使ったり、やたら横文字、アルファベット3文字を使う人がいます。

それはそれで仕方のないことですが、それでは相手に伝わりませんし、それを続けているとどんどんと自分の話したいようにしか話せなくなります。

相手の理解できる言葉、レベル、具体例を交えて伝えることで、認識を合わせることができて、それを積み重ねることで幅と奥行きが生まれて、自分の言語化する力も身に付きます。

 

三つ目は、整理と順番を意識して話す。

ボクがよくやってしまうのは、相手に伝えている最中に関連することが頭に浮かんできて、あれもこれも伝えたくなり、いろいろなことがごちゃ混ぜになってしまって、結局一番伝えたいことがわからなくなることです。。。

なので、伝えたいことを明確にして、ごちゃ混ぜになりそうなことは整理して切り分けし、伝える順番を意識して話すようにしています。

それでもボクはごちゃ混ぜになることが多いので、伝えたいことは紙に書き出して、それを見ながら話す順番を意識しつつ、話すようにすることもよくあります。

 

こうした言語化のチカラは、一朝一夕で身につくものではありません。

しかし、こうしたことを意識して、継続的な取り組みによって、確実に上達して、それがより良い人生にもつながると思いますので、その過程を楽しみながら取り組んでいこうと思っています。