「変わりたいのに変わらない症候群」は言い訳の天才。

投稿者: | 2024年7月12日

あなたは、現状を変えたいでしょうか?

変えたいことのレベルの大小はあると思いますが、結構多くの人が現状を変えたいのではないでしょうか?

仕事であったり、経済環境であったり、健康面であったり、人には見せないけど、「変わりたい」と思っている人は多いように思います。

個人的に、ボクも含めたそういう人たちのことを「変わりたいのに変わらない症候群」と呼んでいます。

 

「変わりたいのに、変わらない」というのは、結局のところ、変わりたいと口では言いながらも、自分で変わるための行動をしないということです。

言い換えると、変わりたいけど、自分では変わるための行動はしないで、誰かが変えてくれるという妄想を持っている病気(?)です。

傍から見ると、この人たちは、現状を変えたいのであれば、変わるための行動をすればいいだけで、「変わればいいじゃん、誰も邪魔しないでしょ?」ってことですから。

 

ボクは、この症候群をサッカーに例えて考えています。

例えば、サッカーでストライカーが「シュートを決めたい!」ときに、目の前にゴールがあって、ディフェンダーもキーパーもいない状況だったら、どうでしょう?

そんな状況でシュートを決めたいなら、邪魔するものは何もないのだから、ボールを蹴ればいいじゃんという話ですよね。

自分を取り巻く環境に置き換えてみると、多少の邪魔はあるかもしれませんが、この状況と同じようなもので、「シュートを決めたいなら、ボールを蹴ればいいじゃん!」と思うわけです。

にも関わらず、「変わりたいのに変わらない症候群」だと、「はずしちゃったらどうしよう。。」とか、「靴がスパイクじゃないから、蹴れない」とか、「ゴールのどこに蹴ったらいいかわからない」とか、「え?オレが蹴っちゃっていいの?」とか、誰も邪魔をしないのに、自分で一生懸命に蹴らない言い訳をつくってしまう傾向があるんです。

シュートを決めたいならば、余計なことを考えず、つべこべ言わずに、ボールを蹴ろうよって話です。

もちろん枠を外してしまう可能性はありますけど、蹴らないとシュートは決まりません。

  

そう、「変わりたいのに変わらない症候群」のボク自身は、自分が「変わりたい」と考えているのに、変われない理由を一生懸命考えて、自分の行動を制限しているだけなんですね。

自分が変われない理由を一生懸命考える時間があるなら、ひとつでも”変わる”ための行動に時間を割くだけで何かしら変化するハズです。

   

長いこと「変わりたいのに変わらない症候群」にハマっている自分は、言い訳の天才なのかもしれません。