鮭カマ焼きに感謝。

投稿者: | 2024年7月5日

先日の我が家の晩御飯での一幕。

その日のおかずに鮭のカマ焼きがあったんです。

それを食べた息子が「この鮭、ちょっとしょっぱいね。」と不用意な一言を放ちました。

それを聞いたヨメが「私が味付けしたんじゃないし。生協で買ったやつで、」と、ちょっとキレ気味。

それに対して息子は「いやいや、べつに責めているわけじゃないし。」とムスッとして、ちょっと険悪なムードになりましたが、ワンコたちが「ワンワン」とかわいく吠え出して、和やかムードになりました。

 

この一幕で、その昔の自分を思い出しました。

 

その昔、会社で先輩から「期限が来週の資料、どうなった?進捗報告して!」と言われました。

思うように進められていなかったボクは、「ヤバい!怒られる。。」と考えて、反射的に「今やろうと思っていたんですが、問合せやクレームがあって、、、」と言い訳から入ったんです。

すると、先輩から「お前の言い訳を聞きたいんじゃない。進捗を聞きたいだけだ。」と怒られました。

さらに「その進捗によって、やることを考えなければならないから、現状をそのまま報告するだけでいいんだ!」と。

そう、先輩はボクの言い訳ではなく、単に進捗を聞きたかっただけ。

「大変申し訳ありません。目の前の仕事に追われて時間が作れず、さらに何からどうやって良いかわからない状況で、しかも忙しそうな先輩に相談しにくくて、まだ手をつけられていません。。。」と素直に謝ればよかったものを。。自分を正当化しようとして、逆にドツボにハマったわけです。

 

大事なことは、相手の言葉に対する理解とその答え方。

自分のことばかりを最初に考えるのではなく、相手の意図をくみ取り、その上で適切な回答をできると理想ですよね。

 

鮭カマ焼きも、息子も単に感想を言ったことに対して、ヨメもそこを理解して「ね、ちょっとしょっぱいよね。でも、お酒に合うかも。」くらいで返せば場が和んだかもしれません。

息子も、「ちょっとしょっぱいから、お茶漬けとかだと合うかも。」と言い方を変えてみると良いのかもしれませんし。

 

でも、こういう何気ない会話が日々のおもしろさにつながっていると思うと、鮭カマ焼きに感謝です。