オジサンが自分の価値の在り方に悩んだ末。

投稿者: | 2024年6月26日

50歳目前だからというわけではありませんが、「自分は、仕事で価値を提供できているのだろうか?」みたいな、漠然したことを考えることが増えました。

 

その昔、営業職だった頃は、毎月売上目標があって、それを達成すれば自分としての「価値」を実感できているという実感が持てました。

「自分の営業成績のために時間を使って、成果につなげる」という図式。

とてもシンプルで、わかりやすかったんです。

 

今の仕事は、管理職で、デジタル領域のインフラ、戦略の概念作り、業務設計みたいなところが多いです。

なので、実際に自分が手を動かして直接成果を感じることがなくなり、チームの人たちが動きやすいように設計して、さらにはたくさんのチームがからんでいるので、自分の成果という意味ではぼんやりしている。

なんていうんですかね、自分の存在価値が自分ではわかりにくくなっている感覚。

中間化離職のオジサン特有の悩みなのでしょうかね。

 

そのぼんやりした悩みを解決するために、自分なりの解釈をつくってみました。

それは、メンバーのため、未来のためにアウトプットをする仕事が多くなっていて、それはより多くの人と絡めて、一緒に未来をつくっていける仕事であり、成果は5年後、10年後にわかるものである、というもの。

「自分が!自分が!」という自分のことだけ考えて動いていた営業の頃は、ある意味シンプルに自分の価値を感じやすかった自分の思考から、今の自分のためではなく、メンバーのため、未来のためにアウトプットをすることに投資していることに価値を感じられる思考へと変化しつつあるわけです。

こんなことを考えるようになったのも、自分が成長しているからなんでしょうね、きっと。