50歳を目前にした自分。
ボクの中では、50歳がひとつの区切りだと思っていて、いろいろとモヤモヤしています。
というのも、自分自身が考える理想の50歳なのかと言えば、そうではありません。
最近ハッとしたことがありました。
それは、過去の話をよくする自分に気が付いたときのこと。
ボクだけかもしれませんが、昔の栄光というのは、とても輝いて見えてしまうもの。
その昔の若い頃に会社はブラックとか、パワハラなんて言葉はなく、上司やお客さまに言われたことが絶対の時代。
「夜通し飲んで、そのまま仕事した。」とか、「鬼上司にいつも気合いを入れられた。」とか、そういった昭和臭プンプンの話を部下にしたときに、相手の微妙な表情を見て、ハッとしたわけです。
昔話や過去の武勇伝なんて、若者からすれば何の意味もありませんし、全くおもしろくありませんよね。。。
それよりも、「どういった未来を創ろうか、いつも考えているんだよね、例えば、、、」とか、「今度こういう新しいことに挑戦しようと思うんだけど、やったことある?」とか、「何か最近おもしろかったことない?」とか、現在進行形や未来形のことを語る50歳の方が、魅力的です。
そう、同じオッサン、同じ年でも、ボクのように過去の昭和臭プンプンの武勇伝でもなんでもない昔話を語る人と、未来を語る人の2種類がいるということです。
これ、オッサンのあなたなら、心当たりがあるかもしれません。
でも、このどちらが良くて、どちらが悪いということが言いたいわけではなく、昔の価値観にすがって、今の時代の変化に対応できず、昔のモノサシで測って「最近の若いやつらは」とか、「我慢が足りん」とか、「あいつは、昔に比べたら全然ラクだから、まだまだ頑張れるのに」なんて言っていると、ちょっと痛いおじさんになってしまうかもしれません。
なので、昔話より、現在進行形、未来形の話をして、そこに向かっていく姿勢や切り開いていくことにおもしろさを話すオッサンの方が、魅力的なオーラを発するし、見ている相手も熱量が上がる感覚を持つことができます。
さてさて、自分も現在進行形と未来形の話ができるように、日々意識をしようっと。