今年、50歳になる自分。
あなたの人生は、順調でしょうか?
50歳というと、過去をちょっと振り返ってみる機会もあると思いますが、その捉え方は人それぞれ。
今までの人生はそれなりに頑張ってきたけど、もう先が見えてきたなぁという人もいれば、過去は過去でいろいろあったけど、これからが何があるのか楽しみという人もいます。
ボクの場合は、後者でありたいと望みながらも、一方で前者のような思いもあり、50歳という節目にいろいろな思いが交錯しています。
ただ、ひとつ言えるのは、人生が順調かどうかというのは、自分が決めるものです。
自分の人生が「順調かどうか?」を判断する要素としては、今の自分と理想のギャップに起こっていることですよね。
順調ではないと感じる人は、「思っていた自分のイメージと全然違って、こんなだし、あんなだし、こんな問題、あんな問題、いろいろ山積みなんですよね」ということが多いイメージです。
50歳っていろいろなことがあるし、経済的にも、仕事的にも、健康的にも、いろんな問題があります。
どうにもならない大きな問題もあれば、五十肩で腕が上がらないとちょっとしたトラブルまでさまざま。
そんな感じで、問題が多くて、思い通りにいかないことばかりだと「順調ではない」のかもしれません。
問題が無い(無さそうに見える)人生をうらやむ気持ちもよくわかります。
しかし、そうした問題があると、本当に順調ではないのでしょうか?
冒頭に書いたように、「順調です!」と言っても傍から見たら厳しい人もいますよね。
そういう人は、傍から見ると問題があるように思いますが、本人にとってはそれが当たり前のことであり、その問題解決しようと何かしら工夫がデキていること自体が「順調」なわけです。
その過程で、新しい気付きがあったり、自分の思考の奥行きが形成されたり、自分の固定概念が崩れて新しい思考に書き換わったり、より大きな問題が起きても焦らず、慌てず向き合えるような”順調”に拍車がかかっていくような。
日々生きていれば、大なり小なり何かしらの問題があります。
そして、その問題があることで、自分のクリエイティビティが試されて、工夫を生み出すことが楽しくなり、人生が順調になるのかもしれません。
問題があるからこそ、”順調”になっていく、いうことですね。