おっさんになったからなのか、B型ザックリなくせに、周りの言動を見て「そこは、気がつこうよ。」とちょっとしたことに違和感を持ったり、気になることが増えました。
その気が付いたことが、自分でできているかと言えば、全くデキていないくせに。
例えば、オフィスで通路にダンボールが置きっぱなしだったり、ゴミが落ちていたときに拾わないで素通りしたり、朝の挨拶に元気がなかったり。
ホントに小さなことなんですが、そういうところに気が付けるか、気が付いてどうするか、そういう思考と行動って大切なことだと思います。
常にそういうことを意識している人としていない人、その積み重ねから生まれる日常の言動から、その人のイメージが決まってしまう可能性があります。
というのも、自分もその昔(今も)、そういうことに気がついていませんでした。
例えば、そういう言動を先輩や上司に指摘されても、「え?なんで?何が悪いの?オレは仕事頑張ってるし」みたいな思考を持っていたので、そうした指摘を素直に受け取れず、自分の言動を省察することもなく。。
そうなると、その思考から生まれる行動の積み重ねの結果、人生のいろいろな部分で逓減していきます。
その結果、目に見えて状況が悪くなってきても、そうした自分自身の思考や意思決定が仕事にも影響を与えたり、何かうまくいかないという状態になった原因だとは、本人はなかなか気が付きません。
ザンネンですよね。。。
なので、自分の部下や後輩には、ちょっとしたことでもキチンと注意するようにしています。
しかし、相手からすれば、昔の自分のように素直には受け止められないこともあります。
そうなると、ちょっと面倒なので言いたくなくなりますが、伝えるタイミングや言い方を考えて、「口うるさいオッさんだなあ」と思われつつも教えることが大事なのだと思います。
そういうことも、上司の仕事のひとつですからね。