先日、河原でバーベキューをしている学生さんたちを見ていて、ボクが学生の時に十徳ナイフが流行ったことを思い出しました。
流行ったと言っても瞬間風速的なもので、流行った理由は「女子たちとバーベキューをするときに、十徳ナイフでスマートに作業をするとモテる!」みたいな話があったから。
そこで、みんなでわざわざ名入れの十徳ナイフを買って、ウキウキしました。
その十徳ナイフは、言わずもがな10個の機能が搭載されているものです。
あの小さなボディーに10個の機能があるなんて、とてもお得です。
しかし、10個の機能をすべて把握しているわけでもなく、実際に使う機能は、せいぜい1~2つ。
それだけあれば、事足りるケースのほうが多いハズ。
場合によっては、ただ持っているだけで使わないことすらあります。
ボクも、バーベキューに十徳ナイフウキウキしながら持っていったまでは良かったんですが、ボクの場合、キュウリを切っただけの1回のみ。
それも、普通の包丁があるけど、無理やり十徳ナイフを使いたいがためだけに使っただけ。
缶詰はプルアップ式だったので缶切りが必要ないし、野菜を切るのにはナイフが小さいし、コルクを抜くようなワインなんて飲まないし。。。
ボクたちがやるようなバーベキューでは必要なかったんです。
十徳ナイフが登場する場面はなく、女子たちにアピールできませんでした。
本格的に使う人は別ですが、そもそもどんなケースで使うのかもわかっていない人が多いのではないでしょうか?
結局、どんな機能も使わなければ何の意味もないんです。
それでも、いろんな機能がみると、アレも、コレも欲しくなってしまうんですよね~。
それよりも、目的や状況に応じて基本的な機能を使いこなすことが大切。
ただ、当時は十徳ナイフを使わなかったことをネタにして女の子の話せたので、それはそれで十徳ナイフの”機能”を活用できたのかもしれませんが。
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