息子と娘の会話に出てきた「はず!」という言葉を聞いて考えたこと。

投稿者: | 2023年6月26日
息子と娘の会話に出てきた「はず!」という言葉を聞いて考えたこと。

我が家の子供たちが使う言葉で、聞いたことがないものがありました。

それが、「はず!」です。

「はず!」は、「はずい!」を短くしたもので、「恥ずかしい」の意味だそう。

例えば、友達かと思って声をかけたら、全くの別人だったときのようなときに「なにそれ、はず!」みたいに使うらしいです。

なるほど、そういうことなんですね。

 

で、ふと、最近、自分の中で「はず!」ということがあったかと思ったわけです。

そういえば、あんまり恥ずかしさを感じなくなってしまったなぁと思う次第で。

しかし、実は、自分が「はず!」と感じていないだけで、傍から見ると「はず!」と思われているかもしれない言動があるかもしれないわけです。

 

例えば、新しい仕事ややったことのない仕事を振られたとき、どう答えますか?

こういう仕事は、うまくいくかわからないもの。

そんなときに「やります!」と言ったらさいご、できなかったら周りに迷惑がかかるし、自分の評価も下がるし、「はず!」となるもしれません。

そして「はずい」のは嫌だから、最初から言い訳を考えたり、逃げ道をつくるのに力を注いだり、最初から手を上げない人もいます。

ボクもその気持ち、よくわかります。

でも、この考え方自体が実は「はず!」なのかもしれませんよね。

 

こういう場面で、逆に即答で「やります。」と言える人もいます。

うまくいくかいかないかは、やってみなければわかりません。

やったことがないことが、できない理由にならないことを知っている人です。

「やる」と決めてから方法を考えて、「やれる」方法を編み出していく訳です。

もちろん、できなくて「はず!」となることもあります。

 

けれど、「やります!」とチャレンジしてできなかった人と、「はずいのが嫌だから、最初からやらない」という人、どちらが「はず!」なのでしょう?

わかりやすい「はず!」は前者と思うかもしれません。

しかし、チャレンジして「はず!」と感じれば、それを改善して、成長できます。

一方、やらない人は、何もしていないから「はず!」ともなりませんし、何の成長にもつながりません。

なので、長い時間軸で見ると「はずい」のは後者ですし、その後の人生においてシャレにならない「はず!」となるのは後者の可能性が高いわけです。

自分もシャレにならない「はずい人間」にならないように気をつけます。

 

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