人は、楽でカンタンに手に入れられることに惹かれてしまいます。
ネットのいろいろな広告を見ていると、「誰でもカンタン！」、「１日たった１０分」、「寝ているだけで」といったコピーが目に入ってきます。
ボクは、こうしたコピーに踊らされてホイホイ飛びついてしまうタイプですが、全く成果につながりません。
例えば、ダイエット。
「１日たった１５分で痩せられる！」とよくあるコピー。
これを見て、「あ、自分にもできそう！」と感じます。
早速始めて、３日経っても、若干の効果は感じつつも、大きな効果が出るものではありません。
そして、１週間が経つと飽きてきてしまい、１０日もするとサボり出し、１カ月するとほぼやらなくなり、他のことに目が行ってしまいます。
こう書くと、「１日たった１５分で痩せられる！」といったコピーが悪いようにも感じますが、このコピーはウソをついているわけではありません。
（やり方が正しければ）毎日１５分を１カ月、３カ月、半年、１年と続ければ、効果は出るハズです。
にも関わらず、継続できなった自分に責任があるわけで、継続しないから成果が出ないという至極当たり前の話です。
そうしたコピーは、行動のきっかけをつくってくれるものであり、スタートラインに立って一歩目を踏み出すきっかけです。
そう考えると、キャッチコピーはメチャクチャありがたいものです。
大切なのは、そこから、継続して取り組むかは自分次第ということ。
確実に言えるのは、継続しなければ結果は出ないし、一時的にうまくいっても、うまく行き続けることはないよね、ということです。
とは言え、「半年後に成果が出る」とわかっていても、ボクみたいに意思が弱いと、すぐに成果が見えないとなかなか継続も難しい。
う～ん、小さくてもいいので、変化や成果を見えるようにする工夫が必要ですね。
【kindle Unlimitedで無料！】
マーケティングの取扱説明書。
