娘も高校受験に向けて準備をし始めました。
なので、ボクもちょうちょいいろいろな高校の先生のインタビューみたいなものを読んだりします。
その中で、とある先生は、このような話をしていました。
「高校は、何かをしてあげるところではありません。」と。
学校は、生徒を教育、指導する役割があるので、いろいろな機会を与えて、何かあれば教えて、生徒の成長の支援をしてくれます。
すると、「何かをしてくれるのが当たり前」だと思ってしまうケースも出てきます。
続けて、先生はこう言います。
「自分は、何をしたいのか?その軸になるのは、自分の夢です。自分で考えて、自分で行動するようにしましょう。学校は、それぞれの考えを尊重する環境をつくり、その考えや行動を支援します。」と。
つまり、高校は生徒に何かをしてあげるところではなく、自分から動くことが軸となり、それを支援をします、というわけです。
これは、会社でも同じ。
会社は、何かをしてくれるところではありません。
「教えてくれないから、できないんです。」
「機会をくれないから、やらなくて良いと思っていた。」
そうした”お客様気分”が抜けずに、誰かが何とかしてくれる、自分がやらなくても大丈夫、みたいな感覚を持っているのは、ちょっと危険ですよね。
だから、会社やチームは何を目指しているのかを理解して、「自分はチームに対して、何ができるのか?」、「自分は、どう貢献できるのか?」をちょっと考えてみる。
そういう姿勢を持つことで、会社もあなたにいろいろな機会を与えてくれたり、教えてくれたりすることが増えるのではないかと思うわけです。
「誰かが何かをしてくれる」「何もしてくれない」と自分を中心に考えていては、いつまで経ってもチャンスは訪れません。
「何をしてくれるの?」という姿勢ではなく、「自分は何をしたいのか、自分は何ができるのか、どうやって貢献できるのか」を考えることが大事ですね。
【kindle Unlimitedで無料!】
マーケティングの取扱説明書。