若手社員の教育をしていると、ボクが若かりし頃を思い出します。
それにしても、最近の若手は優秀でして、アホだったボクとは雲泥の差です。
戻れるならば、自分の若かりし頃に戻って、そのアホな考え方を指摘してあげたいです。。。
例えば、新人で営業をしていたときのこと。
先輩から引き継いだお客様を担当することになるも、なかなか売上を上げることができませんでした。
そして、売上を上げることができない理由を、「先輩が売上の上がらないお客さんを担当させるからだ。」とか、「会社の出す値段が高いからだ。」とか、”自分は悪くない。悪いのは、周りだ!”というアホすぎる考えを持っていました。
さらに、できないことがあると「教えてくれないから、できない。」とか、「やったことがないから、できない。」と考えて、自分を傷つけないように、自分で何とかしようとは考えていなかったんですね。
それだと、状況は何も改善しません。
改善しないから成果が上がることもなく、毎日のように上司から詰められて、会社へ行くのが嫌で嫌で仕方ない時期もありました。。
そこから、紆余曲折あり、周りのみなさまのおかげで何とか成果が出るようになりました。
そこで初めて気が付いたことが、できない、やれないのは、自分以外のリソースや自分を取り巻く環境ではなく、自分の工夫や発想力が足りないだけの話ということ。
やるべきは、自分を傷つけないために一生懸命他の人のせいにすることを考えるのではなく、その状況を改善するために自分ができることを考える、発想する、工夫することです。
そんなボクのアホな頃の経験を伝えつつ、若手社員には自分でドンドン切り開いていける人材になってもらいたいと思っています。
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